あなたの部屋の温度や湿度は大丈夫ですか?
ちょっと目を離した間に気づいたら、赤ちゃんが汗びっしょりだったり、
身体が冷たくなっているなんて経験はありませんか?
大人が快適だと思っていても、赤ちゃんにとっては、「暑すぎる」、「寒すぎる」と感じているかもしれません。
会話ができない赤ちゃんを守るには、大人が赤ちゃんの快適な温度や湿度を把握し、調整する必要があります。
温度、湿度の調整が必要な理由
赤ちゃんは大人と違い、自分で体温調整する機能が発達していません。
なので、赤ちゃんは適した温度、湿度でないと体調を崩してしまうのです。
季節別温度と湿度(目安)
春
温度は20°~25°
湿度は50%~60%
日や時間帯による寒暖差も激しいので注意をする必要があります。
夏
温度は25°~28°
湿度は50%
暑いからといって、冷やしすぎはよくありません。
また、部屋にいても熱中症になる可能性もあります。水分補給を忘れないようにしてください。
夏は湿度も高くなります。湿度が高いと、カビが発生し、アレルギー疾患や熱中症になりやすくなるので、湿度も調節しなければなりません。
秋
温度は20°~25°
湿度は50%~60%
春同様、寒暖差の激しい季節になります。11月頃になると気温だけでなく、湿度も下がり始めます。乾燥していると風邪やウィルスに感染しやすくなるので、気を付けなければなりません。
冬
温度は18°~23°
湿度は50%~60%
赤ちゃんを温めすぎて、気づいたら脱水症状になっている危険性もあります。
暖房器具を使う場合は、一酸化炭素や二酸化炭素が充満します。
換気はこまめにするようにしてください。
快適を部屋にするためのアイテム
除湿器
除湿器があると簡単に湿度が下げられます。
除湿器は部屋の真ん中に設置すると効果が上がります。
湿度が下がると同じ温度でも涼しく感じることができます。
加湿器
湿度が下がった部屋はウィルスが活発になり、粘膜も乾燥するため、風邪にかかりやすくなります。
温度を上げるだけでなく、同時に湿度を上げることも肝心です。
サーキュレーター
エアコン等を使っていてもどうしても部屋の場所によっては温度にムラが出てしまいます。サーキュレーターを使えば、暖かい空気、冷たい空気を循環させることができます。
温湿度計
温湿度計があれば、部屋の温度や湿度が分かります。
赤ちゃんのいるところに設置することで正確な測定ができます。
まとめ
以上、赤ちゃんの快適な部屋の温度.湿度でした。
上記に書いた以外に、注意しなければならないのは、
エアコン、扇風機、ヒーターなどを使用する際は、赤ちゃんに風が直接当たらないようにしなければなりません。
寝ているから大丈夫と思わずに、こまめに赤ちゃんの身体を触ったりして、様子を伺う事が重要です。
赤ちゃんを守れるのは、大人だけです!